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スマートモビリティの街、豊田|未来都市化への取り組みとは

豊田に関しての記事

現在日本では、「環境未来都市」構想という、環境問題や高齢化社会対応などの課題に対応していくためのプロジェクトが進行中です。
中でも先進的な取り組みにより、低炭素社会の実現に向けてチェレンジしている都市を「環境モデル都市」と呼び、他の都市のお手本として、日々さまざまなことに取り組んでいます。

 

この記事では、環境モデル都市である豊田市の未来都市化への取り組みについて紹介していきます。
環境問題、高齢化社会に対応するべく、導入が進められているのが「スマートモビリティ」です。
豊田市が取り組んでいる、スマートモビリティについても紹介しますので、見つけたらぜひ使ってみてくださいね。

豊田市が未来都市化する!|スマートモビリティとは?

平成21年1月に豊田市は「環境モデル都市」として政府から選定されました。
豊田市は「ミライのフツーを目指そう」をコンセプトに、国内・海外の先進的な技術をいち早く導入し、エコで快適な暮らしを目指しています。
豊田市が環境モデル都市として力を入れている取り組みのひとつが、「スマートモビリティ」です。

 

スマートモビリティとは、これまでの交通や移動を便利にできることに加え、交通渋滞改善や環境汚染改善が期待できる新しいテクノロジーの総称のことを指します。

 

例えば、

 

・自動運転システム
・カーシェアリング、ライドシェアリング
・IoTセンサー
・MaaS(Mobility as a Serviceの略)

 

などがこれに含まれ、安全性の確保にも期待が寄せられています。
海外でもスマートモビリティ推進は一大プロジェクトであり、スマートモビリティ導入に向けて積極的に取り組みが進められています。

「ミライのフツー」を目指す、豊田市の取り組み

多くの人の自家用車利用で、排気ガスによる環境汚染が進み、状況改善は日本のみならず、海外でも大きな課題です。
スマートモビリティ導入により、排気ガスを排出しない車の普及や交通機関の充実が進めば、環境汚染を抑えることができると期待されています。

 

豊田市では、自動車工業が盛んな街であることを活かし、スマートモビリティ導入も積極的に進められています。

 

・シェアリングサービス「Ha:mo RIDE」
・超小型モビリティ「TOYOTA i-ROAD」
・水素ステーション

 

以上、豊田市が行っているスマートモビリティを活用した3つの取り組みについて紹介していきます。

小型電気自動車のシェアリングサービス「Ha:mo RIDE」

「Ha:mo RIDE(ハーモライド)」は、1人乗り専用の小型電気自動車を使ったシェアリングサービスです。
車を借りるサービスと聞くと、レンタカーを想像してしまいますが、借り方はもっと気軽でシンプル。
まず事前に予約をする必要はなく、スマホで検索し、空いている車があればすぐにでも利用が可能です。

 

また出発地と到着地が同じ場合に同じ場所に返せるのはもとより、片道での乗り捨てもできるため、わざわざ同じ場所に返しに行く必要はありません。
レンタカーというより、駅などに置いてある自転車のシェアリングサービスの方が近い印象ですね。
2017年に本格的に事業化され、現在では駅周辺やコンビニ、イベント施設やトヨタが運営する施設を中心に59か所に設置されています。

 

利用条件は、普通自動車免許を所持していることと会員登録ですが、「観光プラン」では会員登録なしで気軽に利用することが可能です。
「フォトスポット巡り」や「とよた歴史散策」といった、観光客向けのプランも充実しています。
Ha:mo RIDEで、豊田市の最先端技術と歴史を体感してみてはいかがでしょうか?

超小型モビリティ「TOYOTA i-ROAD」でデリバリー

「TOYOTA i-ROAD(トヨタアイロード)」は、電気を動力として動く三輪車型超小型モビリティです。
令和2年11月豊田市は、TOYOTA i-ROADを利用した、オンデマンド配達の実証実験をスタートさせました。
この実証実験は、「SDGs×新しい生活様式 ミライのフツーをつくろうプロジェクト」の第一弾であり、豊田市民の「お困りごと」から寄せられたデリバリーの要望から選出されたものです。

 

現在はフードデリバリーのみとなっていますが、今後さらに適用範囲を拡大するべく、実証実験を重ねています。
高齢化社会で増えることが予想される買い物困難者の救済が期待されています。

水素ステーションで脱炭素社会実現へ

令和2年12月、豊田市は「豊田豊栄水素ステーション」の営業をスタートさせました。
この水素ステーションは「地産再エネ100%で製造するCO2フリー水素」の活用が可能で、全国でも初となります。

 

都市ガスと太陽光発電を用いることで水素を取り出し、実質CO2をゼロにできるこの水素ステーションは、CO2削減への貢献に大きな期待が寄せられています。
また豊田市は、水素ステーションを災害発生時の外部給電機能として活用するべく、トヨタ自動車と連携して実証実験を行いました。
豊田市が所有する燃料電池車「MIRAI(ミライ)」に水素充てんした後、避難所にて給電が行われる仕組みです。

 

今後、水素ステーションを活用した外部給電機能をさらに普及させていくことを目指しています。

まとめ

スマートモビリティは、交通渋滞や環境汚染などの問題解決を期待されるテクノロジーです。
豊田市では、近い将来当たり前になるスマートモビリティの導入実験が積極的に行われています。
豊田市の一部のエリアでは、すでにサービスが開始されているものもあるので、未来都市感を体験してみてはいかがでしょうか?

 

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