豊田おいでんworks お役立ちコンテンツ その他お役立ちコンテンツ記事 「ヒヤリ・ハット」はなぜ大事?どんな事例があるか知ってみよう
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「ヒヤリ・ハット」はなぜ大事?どんな事例があるか知ってみよう
2022年01月29日
その他お役立ちコンテンツ記事
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工場などで仕事をしていてうっかりミスをしてしまい「ヒヤリ・ハット」が起こることがあるけどなぜヒヤリハットが大事なのかわからない人が多いです。どのような事例があるのか実例をあげながら紹介します。この記事を参考にどうしてヒヤリハットが大事なのか理解していきましょう。
「ヒヤリ・ハット」とは何か
ヒヤリ・ハットとは何かを紹介します。仕事をしていて突発的に起こるトラブルやミスにヒヤリとしたり、ハッとしたものをいいます。例えば、カッターを利用していて手を切創しそうになったけど運よく一歩手前で気づくことができて怪我をしなくて済んだなどです。
仕事をしていると必ずと言っていいほど起こるものなので誰もが経験したことあるはずです。ヒヤリハットが起きやすい要因としては、「焦っている」「油断している」「情報共有ができていない」「教育不足」「5Sがあまりできていな」などの原因があります。この要因があるときはヒヤリハットが起きるかもしれないので気持ちを引き締めて仕事しましょう。
なぜ重要か
「ヒヤリ・ハット」はなぜ重要なのか説明します。「ヒヤリ・ハット」はもしかしたら重大な災害になっていたかもしれないのでそのままにしておかない必要があります。ハインリッヒの法則というのがあり、1つの重大事故の裏には29件の軽微な事故と300件のヒヤリハットがあるという法則です。1:29:300の法則とも呼ばれています。そのため「ヒヤリ・ハット」の件数を減らせれば最終的には重大事故を防止できます。そのため小さなミスやトラブルだからといってそのままにしておかずに1つ1つ報告して原因と対策を考えるのが重要です。
報告・共有している職場は
「ヒヤリ・ハット」が起こったらどのように共有や報告をしているのか紹介します。共有や報告の仕方としては、「紙に書いて報告をする」「口頭で報告をする」「WordやExcelに書き報告する」「Webのデータベースを活用して共有する」「掲示板に貼り付け共有する」「回覧で職場にまわし共有する」「アプリで共有する」などの方法があります。この中に良さそうな方法があればぜひ参考にして活用してください。
報告・共有する内容
報告・共有する内容を具体的に紹介します。報告する内容は5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・どうなった)を基本に記入します。もう少し詳しく書くと、「報告した人の名前」「ヒヤリハットが起きた日にちと時間」「ヒヤリハットが起きた場所」「どのような作業をしていたら起こったのか」「どのような状況で起きたのか」「考えられる原因と対応策」を書いてください。注意点としては、わからない用語などは使わずにできるだけ分かりやすく客観的に事実を書くようにしましょう。そうすることで作業内容がわからない人にでも理解しやすい報告になります。
事例紹介
実際にどのようなものを共有すべきか紹介します。「商品の型を成形するプレス機が下降中に製品を取り出そうとして手を挟まれそうになった」「ボール盤を使用して鉄板に穴をあける作業をしている最中に軍手で取ろうとしたら回転中のドリルに軍手が引っ掛かり手が巻き込まれそうになった」「工場の配線接続作業中に濡れた手で触り感電しそうになる」「クレーンを使用し荷物の吊り上げ作業中巻き上げのタイミングが合わず、指を挟まれそうになった」「搬送用のコンベアを動いているまま清掃し、体が巻き込まれそうになった」「二階で作業をしていて手が滑って工具を落としてしまい下の作業者に当たりそうになった」「重い板を運んでいる最中に手を滑って落としてしまい足に落としそうになった」「シャックルを使用して物を吊っていたらシャックルが外れ体に当たりそうになった」「夏の暑い日に外で作業をしていたら具合が悪くなった」このようなことが起こったら報告して共有するようにしましょう。
まとめ
ヒヤリハットはどんな職場でも起こる可能性があるので、どんな職種でも報告や共有すると役立ちます。本当に小さなミスでもそのままにしておかないで解決することで職場の安全性が上がり怪我の起きにくい職場になります。自分の職場で解決したらそのままにしておかないで、他の職場にも改善方法などを共有するとさらに効率良く安全な職場を作れます。ヒヤリハットの重要さを理解して安全な職場にしていきましょう。
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